すずめのとうがらし (雀唐辛子)

学名   Bonnaya antipoda (Lindernia antipoda, Vandellia antipoda, Ilysanthes antipoda, V.anagalis var.verbenifolia, L.verbenifolia)
日本名  スズメノトウガラシ
科名(日本名)  アゼナ科
  日本語別名  
漢名  泥花草(デイカソウ,níhuācăo)
科名(漢名)  母草(ボソウ,mŭcăo)科
  漢語別名  水蝦子草
英名  
2009/11/05 奈良県明日香村

 スズメノトウガラシ属 Bonnaya(泥花草 níhuācăo 屬)には、アジア・アフリカ東部・濠洲北部に12-15種がある。

  スズメノトウガラシ B. antipoda(Lindernia antipoda var.verbenifolia,
         B.verbenifolia, Vandellia antipoda, L.verbenifolia;
         泥花草・水蝦子草)
『中国雑草原色図鑑』205
  スズメノトウガラシモドキ B. ciliata(Lindernia ciliata, Vandellia ciliata,
         B.brachiata;(刺齒泥花草・齒葉母草・鋸葉草)
 『中国本草図録』Ⅷ/3797)
         
琉球・臺灣・福建・兩廣・雲南から熱帯・亜熱帯アジア・濠洲北部に産
  タイワンヒロクチバシグサ B. oppositifolia
  クチバシグサ B. ruelloides(Lindernia ruelloides, Gratiola ruelloides;旱田草)
         
琉球・臺灣・福建・江西・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・ヒマラヤ・東南アジア産 
         
『中国本草図録』Ⅶ/3329 『全国中草葯匯編』下/332
  ヒメクチバシグサ B. tenuifolia(Gratiola tenuifolia, Lindernia tenuifolia,
         Vandellia tenuifolia;細葉母草)
         
琉球・臺灣・廣東・東南&南アジア・マダガスカル・濠洲東北部産
   
 アゼナ科 Linderniaceae(母草 mŭcăo 科)については、アゼナ科を見よ。
 「和名ハ雀ノ蕃椒ノ意ナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。果実の形から。
 本州・四国・九州・琉球・臺灣・華東・兩湖・兩廣・西南から熱帯アジア・濠洲東北部に分布。
 中国では、全草を水蝦子草と呼び薬用にする。 『全国中草葯匯編』下132-133 



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